かもめCafe

大学で働くっておもしろい!?ヨココク若手職員が「大学職員の仕事」を紹介する大学非公式ブログです。

ヨココク職員の育児休業

はじめまして。
横浜国大研究推進部研究推進課の神田と申します。

私は、昨年の9月に女児を出産し、現在育児休業をいただいています。娘は今、9か月近くになり、陸上自衛隊に入隊できるのでは、というほどの高速ほふく前進であちこち動き回るので、目が離せません。しかし、子育ては刺激と感動が多く、貴重な経験をさせてもらっているな、と日々感じているところです。

さて、ヨココクも含め、多くの職場では、(女性の場合)産前休暇、産後休暇、(女性・男性ともに)育児休業という制度が存在します(※)。しかし、制度の有無と共に気になるのは、実際にそういう制度を活用できる、理解のある職場なのか?ということではないでしょうか。その点について、私個人が経験したことを、少し書こうと思います。

まず、育休が取りやすいかどうかについて言えば、ヨココクはとても理解のある、良い雰囲気だと思います。私自身が職場に妊娠について報告した際には、多くの方に祝福していただき、休みに入る際にも
「また元気に戻ってくるのを待っていますね」との温かい言葉で送り出していただきました。妊娠中の体調について気遣ってくれ、業務分担なども臨機応変に対応してくださった上司や同僚には感謝の言葉しかありません。

また、育児休業制度を利用し、復帰した先輩ママも多いので、何かあれば、気軽に相談できる環境です。私も、初めての経験だったので、いろいろ先輩に教えてもらいながら、出産の準備を進めました。(育休の事務手続きのやり方から、育児に役立つ便利グッズまで、たくさん教えてもらいました)

そして出産後も、職場の人には助けられています。先日も、近い時期に子供を産んだ、ヨココクで働くお母さんたちと、子連れ女子会をして来ました。その中では私が一番遅くに出産しているので、離乳食の話、夜泣きの話、いつ仕事に復帰するか?など、色々教えてもらって、良い気分転換にもなり、楽しい時間を過ごしました。

妊娠中や育児は、大変なことがたくさんありますが、このように多くの方に支えていただいて、何とか乗り切ることが出来ています。

こうして、現在は恵まれた環境であるヨココクですが、もう子育てを終えた先輩女性職員が言うには、「私たちが子育てしていたときは、子供が出来たら女は仕事を辞めるのが当たり前の時代だったから、仕事を続けるのは本当に大変だったのよ!」と。

本当にそうですよね。そういう厳しい時代から、頑張って仕事を続けてきた女性たちがいて、またそういう女性たちを見た後輩たちが、「あの人たちも頑張っているんだから、私も」と触発され、良い変化が連鎖し、広がって、今のヨココクの環境があります。

私も、いずれは職場に戻ることになりますが、その時には、先輩方に倣い、仕事も育児も楽しみながら、ヨココクの良い変化の一つになれたらいいなと思っています。

※産前休暇、産後休暇、育児休業について
ヨココクでは、母親の場合、分娩予定日から起算して6週間前(双子以上を出産する場合は、14週間)前より産前休暇、実際に出産をした日の翌日から8週間を経過する日まで産後休暇を取得できます。その後、父親・母親ともに、子供が3歳に達するまで、希望する期間、育児休業を取ることが出来ます。(正確な情報は、国立大学法人横浜国立大学育児休業等規則、 国立大学法人横浜国立大学勤務時間、休日及び休暇等に関する規則等を確認してください。)