オープンキャンパスで七宝焼き体験!
こんにちは、横浜国大研究推進課の神田です。
高校生が夏休みとなる7月、8月には、多くの大学で「オープンキャンパス」が開かれます。
ヨココクでも、8月5日(金)・6日(土)の二日間にオープンキャンパスが開かれ、たくさんの高校生・保護者の方たちで賑わいました。
各学部では入試説明会や模擬講義が行われ、これから大学受験を考えている高校生や保護者の方たちが熱心に話に聞き入っていました。
そして、このオープンキャンパスでは、ちょっとした変り種として、「ぼくらのサイエンスカフェ」という企画も行われました。
本来「サイエンスカフェ」は、科学の専門家と一般の人々が、カフェなどの比較的小規模な場所でコーヒーなどを飲みながら科学について気軽に語り合う、という試みを意味しますが、
「ぼくらのサイエンスカフェ」ではそれを高校生向けにアレンジし、高校生が、冷たいジュースなどを飲みながら、現役の大学生・大学院生と一緒に科学実験を行う、という企画にしています。
毎年「先端材料科学とアートの関係って?」というテーマで、高校生に七宝焼き体験をしてもらっているのですが、七宝焼き体験自体が楽しいのと、大学の現役の学生と話ができるということで、とても好評なのです。
参加者の高校生は、大学生と
「受験の時の英語ってどうやって勉強しましたか?」とか
「研究室に入ったら徹夜とかするんですか?」とか
色々な質問をして、会話を楽しみながら実験していました。
志望大学の先輩たちと直接話せる機会って貴重ですよね!
実験に先立ち行われた講義の様子。
実験が始まってからの、笑顔あふれる写真もたくさんあるのですが、参加者の顔が写ってしまうので、残念ですがここには載せないようにしますね。
とーっても盛り上がったんですよ~。
七宝焼きは、銅板にガラスの粉を載せ、それを800度の電気炉で焼く(とガラスが溶けて滑らかになり、美しい模様となる)工芸です。
開催前の準備時間に、「電気炉の様子を確認するので、誰か一枚作りませんか?」と言われ、私も作ってみました。
銅板にガラスの粉を乗せているところ。
焼き具合どうかな(焼いてくれているのは学生さんです)
こんな感じに出来上がりました。(お花畑を描いたつもり)
高校生の参加者は、丸い銅板に虹の模様を描いたり、サルの顔を描いたり(アイディアですね!)それぞれ楽しそうに、素敵な作品を作っていました。
私の部署は、普段事務仕事が多いので、高校生や大学生とふれあうことができる機会は貴重です。
そして七宝焼き体験までさせてもらい、「大学職員って楽しいなあ」なんて思ったオープンキャンパスでした。
七宝焼き、またやりたいなー(どこかの工房に行ってみようかしら)