科学研究費助成事業等説明会が行われました
こんにちは、横浜国大研究推進課の神田です。
さて、突然ですが、質問です。
国立大学の研究者の研究資金は、どこから出ているでしょう?
- 大学から支給される
- 企業等から共同研究や寄付などの形で提供される
- 研究者が公募等に応募して獲得する
答えは…ダダダダダダーン(効果音)
全部です!!
分野にもよりますが、研究というのはとてもお金がかかるもの。
だから、先生方は、お金が支給されるのを待っているだけではなく、企業と共同研究を行ったり、公募に応募したりして、頑張って研究費を獲得しなければならないのです。
特に平成16年の国立大学の法人化以降、大学(と所属する研究者)はその傾向が強まってきています。
賛否両論はありますが、そういう時代の流れなのですね。
我々職員も、先生方が資金を獲得し、安心して研究を進められるよう、支援を強化していかなければなりません。
その支援の一つとして、先日本学では「科学研究費助成事業等説明会」が開催され、(独)日本学術振興会の方をお招きして、研究支援事業について説明していただきました。
※(独)日本学術振興会とは、文部科学省所管の独立行政法人で、学術研究の助成、研究者の養成のための資金の支給、学術に関する国際交流の促進、学術の応用に関する研究等を行っている団体です。
日本学術振興会の事業の展開から、最近の科研費の動向まで、研究者だけでなく、我々職員も参考になる話を聞くことができました。
教育・研究に関する政策動向は年々変化しています。
また、大学の先生方の研究が、社会にとって、人類にとって、どのような意義があるのか?を理解していなければ、日本学術振興会のような団体や、企業にアピールして研究費を獲得することはできません。
我々職員もしっかり勉強して、ついて行かなくてはいけませんね。
研究支援の仕事は、大学で行われている研究と、社会をつなぐ、とてもやりがいのある仕事です。
研究支援に携わる事務職員の声は、こちらのWEBサイトにも載っています。
よろしければ見てみてくださいね。